女性起業家の悩みをブランディングで解決できる9つのケース

こんなお悩みはありませんか?
- 自分の強みが見つからない
- 売上が安定しない
- 自分に売る力があるのか自信がもてない
- 起業塾で教えられたことだけではうまくいかない
- 集客できないのは商品のせいだと思い悩み、何度も作り直してしまう
- SNSの投稿に時間がかかってしまい、商品開発やお客さまのサポートがおろそかになってしまう
- 自分にあった集客導線が見つからない
- 高単価で販売する自信を持ちたい
- リピートしてもらえるお客さまを増やしたい
好きなことで生きていきたいと、いざ覚悟を決めて起業したものの、このようなお悩みは尽きません。
でも実はブランディングで解決できるんですよ!

「ブランディグで解決」と聞くと「え?見栄えとかデザインで解決するの?」と驚かれます。そこで、ブランディングへの誤解と手順について解説してみます!
正しい解決方法ってなんだろう?
せっかく起業したのに諦めたくない。だからこそ、多くの方が様々な「正しい方法」を探し続けています。
- 「自分の得意な分野から商品化してみようか」
- 「資格をとってみようか」
- 「SNSに毎日投稿してみようか」
- 「売れている起業家さんの集客モデルをそのまま真似てみようか」
- 「起業塾に入って、コンセプトも集客方法も言われた通りにやってみようか」
どれだけ頑張っても、すっきりとした解決策が見つからないと、私のところへ相談に来られる方もいらっしゃいます。
そうでなくても、時間と費用だけがかかってしまい、最悪な場合は起業を諦めてしまう人もいるようです。
もしかしたら、このページをご覧のあなたも同じようにお悩みに直面されていませんか?
自分の好きなことで起業して、心もお財布も余裕のある生活を送りたかったのに
自分のスキルを望んでくれる人は、本当にいないのかな
そんな気分になってしまいますね。でも落ち込んでばかりはいられません。
こんなに努力しているのに、なぜ悩みから解放されないのでしょうか?
それは、試した「正しい方法」が間違っているわけではありません。
努力が足りないわけでもありません。
実は、誰かが言う「正しい方法」は、必ずしもあなたにとっての「正解」だとは限らないのです。
では、どうすれば「自分にとっての正しい方法」が見つかるのでしょうか?


最初に頑張るべきことを見定めよう
集客や売上に悩む方は、いろんなことに頑張っています。
その一つがSNSではないでしょうか。
自分と似たようなスキルを持っている人がSNSで活躍しているのを見かけて
「集客できていて羨ましいな」
「どうやったら集客できるようになるんだろう」
と悩んでしまうようです。
SNSを例に挙げましたが、これはブログでもネットショップでも同じことです。
似たようなサービスを展開しているのに、どうして相手はうまくいっているのか。
それは、うまくいっている人は必ず「コンセプト設計」がしっかりしているからなんです。
具体的にいうと
・どうして自分のスキルで
・どんなお客さまの
・どんな悩みを解決するために
・どんなサービスで貢献したいのか
このようなビジネスの基礎が設計できているから、誰に何をどうやって届けるのかが明確になっているんです。
・売るモノ(商品・サービス)
・売る場所
・売る方法(集客)
の判断にも迷いがなくなります。
コンセプトがビジネスの上流だとすると、SNSやブログは下流に当たります。
コンセプトでしっかり練り込まれたものを、お客様に知ってもらうためのツールな訳です。
それだけをみて、「なぜこの人はうまくいっているのだろう??」と悩んでも決して真似はできませんね。
そうではなく、まずはコンセプトを固めることで自分の想いをビジネスとして形にするから
SNSやブログでも、そして商品やサービスでも、望むお客さまから共感いただけているのです。
コンセプトはどうやって生み出すの?
コンセプトはいきなり作ることはできません。
・お客さまのリアルな声に耳を傾ける
・競合が何をしていて、何ができていないのか把握する
といった、自分の想い以外にもお客さまをとりまく環境をしっかり把握した上で、自分にしかできないことを言語化・視覚化していくのです。
さらに
・自分はどんな働き方をしたくて
・どんなことは避けたいのか
このような「譲れない条件」も入れ込んで、自分が楽しくビジネスをつづけられる環境を作っていくことも忘れてはいけない重要ポイント。
つまりこれが、冒頭に出てきた「自分にとっての正しい方法」なのです
逆にいうと、自分にフィットする方法が見つかりさえすれば、集客も成長もうまく動き始めます。
なんだかワクワクしますね。
この「コンセプト」を固めるための手段がブランディングです。
ブランディングすると、「コンセプト」を固めるだけでなく、その届けたい想いを視覚・聴覚・味覚など五感で感じる「世界観」として形作ることもできます。
少しかたくまとめると、
ブランディングとは自分自身を整理し、コンセプトとしてゆるぎない軸を再編集し
一貫した表現でメッセージを伝え続けられる世界観を創ること
と言えるのではないでしょうか。



ブランディングは「見た目だけをカッコ良くする」のではなく、ビジネスの根っこを強くして自分が迷わない道と自分にフィットする方法を見つけることでもありますね。
どうしてブランディングで悩みが解決できるのか
ブランディングしてコンセプトと世界観が整うと、どうして悩みが解決できるのでしょうか。
それは、悩みのほとんどはビジネスの下流部分だからです。
どんな悩みでも「対象となる相手」が明確になれば具体的な解決策を検討できるようになりますね。
ビジネスの場合だと、「ターゲット」に関する悩みなのか、「競合」に関する悩みなのか、「自分自身」についての悩みなのかに分けて考えられれます。
あとは、場所や時間軸などで問題を整理していけば、さまざまな施策を試してPDCAを回していけばいい。
ブランディングしていないと、問題があることがわかっていても、その問題の分解ができないんです。
では、冒頭にでてきたお悩みはブランディングすることでどのように解決できるでしょうか?
自分の強みが見つからない
女性起業家がブランディングするうえで、避けて通れないのが「自分自身を見つめ直す」時間をたっぷりとることです。
これは得意なことを列挙するだけではありません。
人からの印象も、失敗した経験も、辛かった原体験も、怒りを感じることも、何もかも洗い出してテーブルに並べるところから始めます。
その中からビジネスに使えるものを選び取り、お客さまから選ばれる状態に再編集していくことで「明確な強み」を見つけることができます。
自分に売る力があるのか自信がもてない
好きなことでいきなり起業すると、「自分の得意なスキル」=「自分の商品」となりますね。スキルだけで戦おうとすると、同じスキルを持った人との競争になります。売りたい相手が明確になっていなければ、ただ「わたしこんなことができるよ〜」とスクランブル交差点のど真ん中で叫んでいるのと同じで、誰も振り返ってくれません。
「赤い服を着た田中さん、わたしの○○でもっと輝きませんか」と具体的に問いかけたら、全国の田中さんに振り向いてはもらえますね。
ブランディングでコンセプトを固めることで、売るモノ・お客さま・売る場所が明確にできるので、闇雲に叫び続けるよりも「売りたい相手」に声が届きやすくなります。これが、売れるための第一歩。
売れるコンセプトが見つかれば、自信はあとからついてきます。
売上が安定しない
売上が安定しない、たくさんの理由があります。
季節性が強い、お客さまに認知されていない、市場のニーズが変わってきた・・・
それを汲み取って対策を先んじること
自分が苦労しなくてもキャッシュが入り続ける仕組みを考えること
その全ては、「どんなお客さまから、どうして求められる?」を検討することから始まります。
つまり、コンセプトが必須ということですね。
また、ブランディングで自分がどんなビジネスを続けていきたいのか・成長させていきたいのかが明確になると、毎月に必要な売上や客単価が見えてきます。
今のターゲットや商品はそれに見合うのか、具体的に見直すことも可能になりますね。
起業塾で教えられたことだけではうまくいかない
起業塾にまつわるお悩みは本当にいろんな方から耳にします。
その理由もまちまちですが、例えば、「起業塾でコンセプトを作ってもらった」というケースでは、個性起業家さん自身が自分の内面を探り切れていない、お客さまや競合の状態が見えてないのに、起業塾で体裁のいいコンセプトを与えられても売れるようにならない、ということかなと推測しています。
自分の事業なら自分で答えを出さないと納得できるビジネスを回していけない。そのためにブランディングが活きてきます。
集客できないのは商品のせいだと思い悩み、何度も作り直してしまう
「好きなことで起業した」方は、そのスキルに自信があるからこそ、いきなり「商品設計」から入ってしまいます。だから、集客できなかったり売上があがらない原因は商品にあるのだと勘違いして、納得いくまで何度でも作り直してしまうんですね。
どんなお客さまのどんな悩みに貢献するかが明確になれば、商品の構成も商品を売る場所も、認知を広げていく手段も、すべて根拠を持って設計していくことができます。仮に一度で成果がでなくても、根拠があればどこを手直ししていくかも考えやすいですよね。
だからこそ、ブランディングでお客さまを考えることが重要です。
SNSの投稿に時間がかかってしまい、商品開発やお客さまのサポートがおろそかになってしまう
起業したら無条件にSNSへ毎日投稿しなけば、と思い込んでしまっていませんか?
無作為に薄いフォロワーを増やすよりも、お客さまがいる場所・お客さまが使うツールで濃い発信をすることでファンを増やした方が効率的です。
実は、本当に売れている起業家さんはそんなにSNSに力を入れていません。
それはコンセプトが商品設計にも集客手法にも年間計画にも、ビジネスの全てに落とし込まれているから。
SNSはビジネスの中では「点」でしかありません。そして、毎日きれいな画像を作って長文をか書かなくても効率よく集客する方法はあります。
その集客方法を検討するために、ブランディングでお客さまの設計や世界観の構築が肝になります。
自分にあった集客導線が見つからない
集客には「新規集客と既存集客」、「無料集客と有料集客」という2つの軸があります。そしてその手法も日々増え続けています。
どんな導線が自分にあうのかを知りたいなら
・お客さまはどこにいるのか
・どんなお客さまなら仕事がしやすいのか
・どんなお客さまを集めたいのか
・自分はどんな行動が苦しいのか
・かけられる時間とコストの計画
・無意識に頑張っている行動の無駄はないか
などなど、自分とお客さまのことをしっかり知ることから始めます。(もっともっと考えるべき項目は多いですよ)
もっというと、これは「現時点」の自分にフィットした集客方法でしかありません。
ブランディングすれば、数年先のビジョンに向かって成長するための集客モデルを考えられるようになります。
高単価で販売する自信を持ちたい
売れないと自信がない間は、低価格で販売したりすぐ値引きをしたりと価格で差別化を図ろうとしてしまいがちです。
でもビジネスの基本は「等価交換」。安売りすれば、あなたのサービスに対して安い価値しか見出せないお客さまが寄ってきます。
じゃあ、自分が思う価値はいくらくらいなの?どんな客層に寄ってきてほしいの?それを本音で考えていくのもブランディングです。
ブランディングで、価格に見合う価値を提供できるサービス設計をすることで、価値を上げることで自信を持って高単価をつけることができるようになります。
リピートしてもらえるお客さまを増やしたい
新規のお客様に高額で売りつけることがブランディングではありません。
内容に納得いただけなければ、クレームの発生、悪評、そして二度と買ってもらえなくなりますね。
一般的に既存集客より新規集客の方が労力もコストもかかるものです。一度お付き合いが始まったお客さまに、長く購入し続けてもらう状態を目指すことで、ビジネスが成長していけます。
そのためには、
・認知段階から世界観とサービス内容でブランドへの理解を促し濃いファンを育てる
・ライバルよりも優れたサービス
・正当な価格設定
・お客さまが無理なく購入を続けられる集客モデル
・購入後の関係継続
などさまざまな視点から囲い込んでいく仕組みが必要です。
その全てに、コンセプトが活きています。
まとめ
ブランディングで起業の悩みの大半が解決、あるいは、解決する基盤が整えられます。
「好きなこと」で起業することは悪いことじゃないんです。もっとお客さま思考になれば「好きなこと」をもっと尖らせて「貢献度の高いサービス」にブラッシュアップしていけます。ライバルや競合とも差別化できます。
そのための手段として、ぜひブランディングを取り入れてみてくださいね。