インサイトリサーチは発信テーマの宝庫!ネタ不足で悩んでいるならサクッと調べてみよう!

ブランディングサポートの個別相談ではSNSなどでの発信にまつわるお悩みをお聞きすることもあります。

SNSで発信したい、しなければならない。
でも何を投稿したらいいのかわからず、手が止まってしま
楽しくないから続けられないんです。

こうしたお悩みを抱えたまま、精力的に発信している競合やライバルアカウントを目にしてしまうと・・・ますます自信がなくなっていきますよね。

ネタが見つからなくて苦しいときの対策の一つとして、お客さまの悩みを先取りして解決策を示す方法があります。今日からできる簡単な「お悩み収集法」を解説します!

目次

最初に確認しておきたいSNS発信の目的

「ネタが見つからない」「何を投稿したらいいかわからない」というお悩みがあるとしたら、それは投稿の目的を見失っている状態ではないでしょうか。プライベートアカウントなら、友人や親しいフォロワーさんに知ってほしいことを本能的に選別して投稿しますよね。事業の場合は、お客さまとの距離も友人ほど近くないですし、何を投稿すれば受け入れてもらえるのか手探りなところも、投稿から遠のいてしまう原因になりそうです。

じゃあ何を目的にすればいいのか?というと、「誰に何をどうして伝えたいのか」というコンセプトを考えることが重要なんです。そう、1投稿につき1コンセプト。めんどくさーいっ!でも、これがしっかり設計できていると、ネタも集めやすいし文章や画像も用意しやすくなるんですよ。

誰に伝えたいの?

相手はもちろんお客さまなのですが、「どんなお客さま」かを明確にしておくことで、投稿がグッと作りやすくなります。

つまり、お客さまが自分のサービスをどのくらい求めてくれているか(=レベル)、そのレベルに応じて投稿内容や濃さをコントロールできる、ということです。

今すぐサービスが必要な方と、まだサービスの存在すら知らない人とでは、そもそも求めている情報の種類や濃度に差があるわけですね。

何を伝えたいの?

「何を伝えたいか」の事例の一つが、今回ご紹介する「お客さまが抱える悩みを先回りして解決する」内容です。

悩みを解決できる方法や、あなたのサービスを利用することで解決しやすくなるよ、ということを伝えます。むずかしい言葉でいうと「ターゲットのニーズ」を理解して「心に響く内容」を書く、ということですね。

どうして伝えたいの?

発信の目的には、自分のビジネスを知ってほしいなどの「認知活動」や自分のサービスこそ必要だと感じてほしい「教育」などがありますね。

1つの投稿で1つだけ、伝えたい理由を決めてみましょう!

インサイトリサーチで悩みを発見

「お客さまの悩みを先取り」するためには、まず「お客さまの悩み」を知る必要があります。さまざまな方法がありますが、一番簡単なのは「お客さま(=ターゲット)が質問するサイトを見る」ことです。

匿名で長文投稿ができるプラットフォームをチェックすると、本音や隠れたニーズを発見できます。これを「インサイトリサーチ」といいます。その一つとしてオススメなのが、Threadsの活用です。

Threadsがインサイトリサーチに使える理由

他のSNSと比べて無料で長文が投稿できること、Instagramのように画像を中心とした投稿に疲れた人が文字だけで気軽に本音を投稿しているケースが多いことなどが挙げられます。

  • 感情が可視化されている
    ネガティブな感情でも、整理された形で情報が提供されていることが多い。
    文字数制限が多いため、感情や経験を詳細に記述しやすいので、表面的な投稿よりも深い洞察が得られます。そのため、ターゲットの真の痛点や願望を理解しやすくなります。
  • 詳細な文脈
    長文投稿が多いため、問題に対する具体的な工夫や変化の過程まで把握できる。ユーザーが直面した課題、試みた解決策、そしてその結果までを一連の流れとして理解することが可能です。これは製品開発やマーケティング戦略の立案に直接活用できる貴重な情報源となります。
  • トーンのヒントになる
    Threadsに投稿される言葉のトーンや使用される言葉遣いが、ターゲット層に響く言語表現のヒントになります。

Threadsをインサイトリサーチに使う方法

キーワード組み合わせ戦略
「どうしたら」+「ジャンルキーワード」
「なんで」+「商材キーワード」
などの組み合わせで検索すると、ターゲットの具体的な悩みに関連した投稿を効率的に見つけることができます。

例えば、「どうしたら」+「起業」だと起業にまつわるさまざまな悩みに触れることができます。また、「なんで」+「パール」のように商材とセットで検索すると、パールの使い方やTPOなどターゲットが日常の中で疑問に感じた体験が出てきます。

このようにキーワードを工夫して検索するだけでターゲットの切実な悩みや疑問点を直接的に把握できますが、同時に既に競合やライバルが「こんな解決策があるよ」「こうやって考えたらいいよ」と投稿をした記事が見つかるかもしれません。このような競合からの「問題解決型」発信は、自分ならどうするかを考え、記事にするきっかけとして活用しましょう!

ただし、自分の投稿で競合を批判したり直接的に比較することはよくありません。同じ問題に対して自分ならどんな解決策が提供できるのかを記事にする、つまり「テーマとして使わせてもらう」ことが大事です。

「投稿が楽しくない」を解決する

投稿が楽しくない理由は、本当に人それぞれです。

例えば

  • ネタが見つからないから
  • 画像を作るのが面倒だから
  • 自信がないから
  • 文章を考えるのがしんどいから

こうやって書き出すと、解決策もそれぞれ考えられますね。まずは、どうして楽しくないかを深掘りしていくことから始めましょう。

さらに、プラットフォームの選び方にもコツがあります。
「お客さまがいる場所なのか」
「自分が楽しめる場所なのか」
この2つの視点で選ぶのがおすすめ。

自分はどんなことなら楽しいのか、どこでなら投稿を続けられそうかを考えてみましょう!

喋るのは得意 
→ Stand FMのような音声配信だと、得意を生かして配信できそうです。

画像が面倒 
→ Treadsのような文字投稿がおすすめです。Xなら課金しましょう。
もっと長い文章なら、noteやWordPressブログをメインにすると、コンテンツとして活用の幅が広がります。

自信がない 
→ Facebookのような知り合いを中心に発信をはじめてみましょう。自信が持てたら他のプラットフォームに広げていけるはずです。

文章を考えるのが苦手 
→ テーマが決まったら、AIで文章を作ってみましょう。
あるいは思いの丈を喋ったものを動画にしてInstagramやYouTubeで配信するのもアリです。

もちろん、そこにお客さまがいることが大前提です。ただ、本当にお客さまがいるかどうかはやってみないとわからないもの。

まずは自分ややりやすい場所から始める。慣れてきたら、コンテンツを他のプラットフォームにも投稿し発信する範囲を広げる・・・

発信には習慣化と継続が大事。だからこそ自分が楽しみながら運用できる場所をメインとして取り組むことが大切だと考えています。

集客のためにSNSを活用したいのに、投稿するだけで疲弊する人は・お客さまがいる場所 ・自分が楽しめる場所の2面性で選ぶのがおすすめ。 すると・使うSNSを見極められる ・自分の行動を仕組み化できるめちゃくちゃメリットがあるよね・投稿の内容やプラットフォームの攻略に意識が行きがちだけど どうすればスムーズに投稿素材を作れるのか、自分の行動を基準に仕組みを作ると、疲弊せずに続けられるようになります。

投稿の内容やプラットフォームの攻略に意識が行きがちですが、どうすればスムーズに投稿素材を作れるのか、自分の行動を基準に仕組みを作ると、楽に続けられるようになりますよ。

まとめ

お客さまの疑問を解決する「問題解決型記事」を用意しておくと、お客さまからの信頼を得やすくなります。悩みを具体的に解決してくれる、それだけで信用度が高まりますので、「サービスを利用してみようかな」「LINEやメルマガに登録してみようかな」「商品を買ってみようかな」「予約してみようかな」と次のアクションにつながりやすくなるという、嬉しい効果がありますよ!

そしてコンセプトが固まっていれば、「お悩み解決」の他にも、基本的にはお客さまのためになるテーマが見つかればどんどんトライしていけると思います。コンセプト設計の自信がない・どうやってコンセプトを固めたらいいかわからない・・・というときには、お気軽にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

ブランディングデザイナー・Web集客コンサル
香川県生まれ。国立大学を卒業後大手調味料メーカーで11年間勤務し独立。現在2児の母。
ブランディング・コンテンツマーケ・デジタルマーケ・オンラインショップ構築・ロゴなどデザイン制作・ナレーションなどでスモールビジネス〜中小企業のサポートをしています。
きのこの山派です。

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