「ターゲット設定したくない」と思ってる人ほど、やってほしい話。

フリーランスになって、自由に働けるはずだったのに、
・お客さまと噛み合わない
・やりたいことができてない
・仕事はあるけど、なんか違う

そんなふうに感じていたら、
「誰と働きたいか」の自覚が、ちょっと甘いのかもしれません。

よくあるのが、こんな声。

「ターゲットって言葉がどうにも苦手で…」
「お客さまを限定するなんて失礼な気がして…」
「いろんな人に届けたいから、絞れないんです」

うんうん、わかります。

そんなことを思っていても、お客さまに商品を売る・サービスを提供するシーンでは——

・値段の安さで選ばれたくない
・作品にいちいち口出しされると、正直しんどい
・講座内容を素直に受け取ってくれる人と進みたい
・お客さまとの要望が多すぎて整理がつかない
・修正のたびに時給が下がっていくのがつらい

……そんなふうに感じたこと、ありませんか?

これってつまり、「本当は誰と働きたいか」が、
ちゃんと見えていない状態なんです。

目次

ターゲット設定の正体

ターゲット設定って、冷たいビジネス用語じゃなくて、
「自分の人生をどう設計するか」の話。

だから私は、「自覚」って言い換えた方がしっくりくるなと思ってます。

じゃあ、どうやってその“自覚”を持てばいいのか?
答えは、理想の未来から逆算すること

具体的には、この3つ。

❶ どんな働き方をしたい?

たとえば、
・自宅で働きたい
・対面で人と会いたい

・積極的に現場に出たい
・子どもが帰ってくる15時までに仕事を終わらせたい
・夜の方が集中できるから夜働きたい

働く時間・場所・ペース——全部、自分の都合で決めていい。
それを無視してターゲットを選ぶと、しんどくなります。

❷ どんなお客さまと関わりたい?

「誰でも歓迎」と言いたい気持ちはわかるけど、
実は価格が安いと、クレームや要求も多くなる。

たとえば:
「自分の話ばかりする人が苦手」
「細かい修正を何度もされるのがつらい」

そう思うなら、そもそも“価格”や“提供方法”が合ってない可能性もある。

❸ 自分が欲しい収入から逆算する

たとえば、年間売り上げ360万円を目標にするなら、
単価3万円の商品を月に10人へ——など、計算できるけど

そこから原価や税金など差し引いた「手取り」を計算できてますか?

全部を含めたうえで「これくらいは欲しい」と思う金額から組み立てると、
自然と「この価格を出せる人」「この価値観の人」というターゲットが見えてきます。

自分を見つめ直せばターゲットが決まる

個人事業主だからこそ、
3年後、10年後、生涯を終えるときの理想の自分を想定して
“自分の現実”と比較して逆算していく
すると、誰に届けるべきかが、不思議なくらいハッキリしてきます。

働く場所・時間・税金・仕入れ・労力。

「ターゲット設定しなきゃ」じゃなくて、
「私は、どんな人生を送りたいか?」って問いから始めてみると、
すごく自然に、自分の“道”が見えてくるから。

「広く届けたい」は優しさかもしれないけど、
本当は、「合う人と深くつながる」方が、ずっとお互い幸せだったりする。

自分の理想に、ちゃんと自覚的になりたい人は、
この“逆算設計”、ぜひやってみてくださいね。

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この記事を書いた人

ブランディングデザイナー・Web集客コンサル
香川県生まれ。国立大学を卒業後大手調味料メーカーで11年間勤務し独立。現在2児の母。
ブランディング・コンテンツマーケ・デジタルマーケ・オンラインショップ構築・ロゴなどデザイン制作・ナレーションなどでスモールビジネス〜中小企業のサポートをしています。
きのこの山派です。

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